QUALITY MANAGEMENT

品質管理

世界に認められる品質と安全

世界に認められる
安全と品質

私たちは、HACCP(ハサップ)認定を受けた施設で、原材料から最終製品までのあらゆる段階で徹底した衛生管理を行っています。オホーツク海の恵みを最高の状態でお届けするため、受入から出荷に至るまで、最新の冷凍技術を活用し、品質保持に努めています。

 

また、当社の工場はEUや米国の厳しい衛生基準にも合格し、世界基準の品質管理を実現。これにより、私たちの製品は世界中の市場で高い評価を得ています。原材料から製品を作り上げることに価値を見出し、お客様に信頼される品質をお届けすることを使命としています。

基本的な工程管理

長年培った目利きと取引先との信頼関係に基づいた仕入れを通じ、温度をはじめ、原料の状態を徹底的に管理し、鮮度が損なわれないよう速やかに原料を受け入れます。

設備、作り手など全ての衛生管理を徹底し、素早く加工処理を行い、計画的に作業を進めていきます。
また、原材料や加工後の状態に問題がないか、慎重かつ丁寧に状態を見極めます。

これまでの鮮度管理を損なうことの無いよう、迅速な作業と温度管理を徹底し、包装や表示の確認を行います。

品質と鮮度を損なうことの無いよう、保管場所の温度管理を徹底することはもちろん、出荷先に応じた徹底した管理体制のもと-18°C以下で厳重に保管されます。

輸送車両への積み込みにおいても気を抜くことなく、迅速な出荷作業により徹底的に品質を維持し、出荷されます。

重要な品質管理基準

HACCP

ハサップ

HACCPとは

HACCP(ハサップ)は、Hazard Analysis Critical Control Point Evaluation の略称で、製品の事故を未然に防ぐための国際的な安全管理システムのことです。最終製品の検査に重点をおいた従来の衛生・品質管理とは違い、原材料の段階から最終製品にいたるまでの各段階で発生する恐れのある危害の確認と発生防止に焦点をあわせ、その製品の安全性についてあらゆる角度から危害を測定し、危害要因を管理することのできる製造工程ごとに重点的に衛生管理を行う管理方式です。

EU HACCP認定施設

当社工場は、米国のHACCP認定施設であり、ヨーロッパや北米に冷凍帆立貝を輸出しています。世界で最も厳しい衛生基準を求められるEU HACCP認定施設は、日本に110施設しかなく(2022年時点)、当社はその優位性を持っています。さらに、当社の工場は世界基準の衛生管理を徹底しているため、大手メーカーも新入社員の作業体験の場として活用しています。

※当社ではHACCP管理に加え、全てのロットの細菌検査を実施し、お客様に信頼性の高い安全・安心な食品を食卓にお届けできるよう細心の努力をしております。

世界基準の
認定施設

世界基準の認定施設

欧米以外のベトナム、インドネシア、インド、タイ、中国の国々でも認定施設取得していますので、認定国へ水産物の輸出ができます。東南アジアの経済成長は著しく今後の有望な輸出先です。
現在世界の水産界は「持続可能な漁業で獲られた水産物」の国際的な認証ラベルであるMSC認証の有無が、すでに天然魚については欧米を主体に不可欠になりつつあります。北海道の帆立貝は2013年に認証され継続されており、当社はMSC CoC認証取得(製品をMSC認証のものとして取り扱うためには、MSC認証水産物が非認証水産物と混ざることなく消費者に届くようにするためのMSC CoC認証の取得が必要)していますので欧米への販売が優位になっています。

安定と信頼の
製品づくり

安定と信頼の製品づくり

網走漁業協同組合、西網走漁業協同組合、常呂漁業協同組合の買人権利を保有し、全国に原料、製品購入ルートを確立していますので、安定的な製品造りが可能となっています。
また、真摯に商品づくりに向き合う姿勢から販売先には厚い信頼を得ております。

品質を守る
徹底した管理

品質を守る徹底した管理

当社は、帆立工場を含めて4箇所冷蔵庫を所有しています。全社で5,000トンの収容力を誇る冷蔵庫を所有しており、−18°C以下の状態を常に保つことが出来ます。これは製品製造から保管までの、品質保持に重要な時間のロスを最小限にとどめるために導入し、当社の味に対する真摯な姿勢の象徴でもあります。常にお客様のお手元まで徹底した品質管理を心掛けております。

製品の価値

当社の基本は「原料から製品を作ってこそ価値がある」との考えがあります。誇りと技術ある当社独自の加工を経た商品こそ、付加価値ある商品と信じ、品質が確実に確保できる、工場人員の製造能力以上の製品出荷はいたしません。
「自社での加工により付加価値を生み出し、それで売上を上げることが会社の実力である」という思想のもと、自社加工製品に誇りを持ち、販売しています。

世界基準のホタテ加工工程

工程 1

漁場から仕入れ、厳重な鮮度管理のもと新鮮なうちに処理

工程 2

機械で帆立貝を洗浄

工程 3

帆立貝から中身を取り出し、貝柱良品、貝柱割れ品等、内臓の3種類に分ける

工程 4

貝柱は地下海水で洗浄しながら付着物を除去し、貝柱が欠けているものなど、不良品を取り除く

工程 5

一次洗浄・二次洗浄・水切り

工程 6

付着・混入物がないか確認しながら、貝柱が重ならないように配列

工程 7

トンネルフリーザーで瞬間冷凍(凍結時間9~15分、最終品温-18°C以下)

工程 8

X線で再度、貝殻などの付着物がないかを確認

工程 9

凍った貝柱を低温の水に潜らせ、貝柱の表面に薄い氷の膜を張り、商品の乾燥を防ぐ

工程 10

サイズごとに選別

工程 11

計量・包装機で袋詰めし、金属検出機、ウエイトチェッカーを通過させ確認

工程 12

HACCP対応の冷凍庫へ出荷まで保管

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